ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【02】

 

 

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ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2(以下、MW-2)タカス基板バージョンは、このように仕上がった。

縦横逆転のような基板レイアウトになった。こうしないと、部品実装と配線の関係が上手く行かなかった。
 
1. 中核部品は、ぺるけさんから頒布を得たもの。

http://www.op316.com/tubes/buhin/b-trmw-p2.htm

2. 基板化について(備忘録)
  • 基板化のメリットは、机上レベルのチェック徹底で、70%以上は出来上がったようなものになることである。
  • また、図面(パターン図など)上で部品方向や距離間(ぶつからない)、配線関係、作業手順までの殆どを確認できる。
  • 何といっても、回路のミスは絶対ない安心感があり、自己の製作上のミスを無くせば完成できるという嬉しさはこの上ない。
  • 基板パターンは、Word(基本機能で対応できるため、Word2003以下でも可能)で作れる。CADのような専用ソフトは必要なし。
  • 基板パターンのチェックは回路図との照合につきる。一本・一個ずつ回路図にマーカ(小生は色鉛筆)しながらやる。ミスは起こり得るの前提で、最低二回はやるべき。
  • ジャンパ配線図(パターン図から部品関係を削るだけで済む)は作るべき。
  • パターン図作成では、どうあがいても(7回トライしたが)電線ジャンパは避けられなかった。
3. 基板製作について(備忘録)
  • 片Chを先行する。その方が、作業の注意点やコツなどを次に活かせて、全体として上手く仕上がる。
  • 部品、ジャンパ線の取付け位置を座標で確認し、パターン図と照合(マーキング)しながら、着実に進める。
  • 0.4φジャンパ線の被覆(テフロン)を剥きながら配線した。メッキ処理心線なので、基板色と対比し易い(老眼に優しい)。また、緑青のような心配がない。
  • ジャンパ配線確認後は、背の低い抵抗器とコンデンサトランジスタ。次に、電解コンデンサのような部品取付け手順が良い。
  • ランド間の半田ブリッジに気を付ける。拡大鏡などで、1点ごとにチェックしながら進める。
次は、ケースの設計・製作。