ボリューム(VR:可変抵抗器)のアース処理方法

ボリューム(VR:可変抵抗器)のアース処理方法

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ボリューム(以下VR)のフレーム・シャフト関係は、アースに落としておかないとノイズに悩まされることになる。

  • シャフトなどに手を触れると、ブーンとかジジ…のようなノイズが出る現象。VRはアンプの入力部にあり、人体などがこの信号系(VR内部の抵抗体)に影響を与えるため。
  • VRのノイズ防止法は、フレーム部をアースに落とすこと。

MW-2タカス基板バージョンでは、身近にある素材で対策した。

  • VRとパネルの間に、アルミ缶(缶ビールなど)底面の湾曲部を挟み込む。缶底面からの切り出しは、丈夫めなハサミであれば楽にできる。
  • この湾曲板にアースラグ(卵ラグ)をビス止めして、シャーシに落とす(配線)。
  • 湾曲板(アルミ)の外側は、導通性(人の口に入るものゆえ純度が高そう)がある。薄いが強度のある一方で、穴あけが簡単。
  • 資源の有効活用になる。また、ただ同然(ケチって言わないでね:自分専用ゆえ良いんです)。

お試しあれ。