基板の配線チェックはパターン図にて

パターン図と現品の照合がベスト

19V版基板レイアウトのミニワッターpart5 15V版では、R側のジャンパ配線一本(しかも1目(2.54mm)区間)でハンダ不良が起きた。

この不良は、テスタによる導通(0Ω)チェックで見つけたが、実は、この時に照合すべき図面を①回路図、②パターン図のどちらにすべきか迷った。

結局は、パターン図による照合を選んだ。

  • パターン図は、現物(基板)と同等の情報を表記しているので、チェックが簡単。→図面にマーキングして行くだけで、もれなくチェックできる。
  • 本質は、回路図との照合かもしれないが、面積の狭い基板上をチェックする作業は、視力低下の我が身には厳しすぎる。
  • 余分配線や余分ハンダを見つけることを考慮すると、パターン図の方に軍配が上がる。
  • パターン図の信頼度を確保(これが一番だいじ)しておけば、回路図と同等のチェックベースになり得る。

今回の原因発見の結果からみて、この方法で良かったと思っている。