基板のハンダ面で電圧などを確認する

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左右反転のパターン図を使って基板のハンダ面で確認

19V版基板レイアウトのトラジスタ式ミニワッタ―Part5 15V版を組上げて、一通りの動作確認まで終わった。

この途中の各部電圧確認では、ぺるけさんの記事にある基板上のチェックポイント(抵抗器などにカラー丸印で表記)で対応した。

http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm

いっぽう、このチェックポイント以外の部位についての電圧測定(2SA950-Y周辺など)では、基板のハンダ面で作業する方法(これが最善ではないが)とした。

  • テスタ棒は先端部分を残してテープを巻き、不慮の短絡保護を図った。完璧な養生ではないが、少しでもリスクが減るなら良しとする。
  • テスタ棒を当てる(接触する)位置は、極力ハンダの無いランドとする。
  • ハンダ部分は滑る(短絡障害につながる)ことに注意しながら、テスタ棒は垂直に当てる。
  • 回路図と左右反転のパターン図を併用して、該当位置を確認しながら慎重に測定する。

先の電圧測定は、こんな要領でできたという背景にある。

いちばん感じたのは、左右反転パターン図の効果(ハンダ面から部品面を透過したかたちで見れる効果(100μFコンデンサの両端のように)が大きい)であった。