19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【06】

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振り返ってみると嗚呼…

基板完成の後で、反省点などを綴っておく。

〔1〕ジャンパ配線関係

  • 半固定VRへの配線は、1目ずらした方が(2.2kΩの位置に)良かった。VRの角に若干当たるため。
  • 被覆付きのジャンパ配線は、後の抵抗器など取付け時の迂回を考慮して長めにするなどの配慮をする。
  • 電解コンデンサやリレーなどの下を通る配線は、特に念を入れて確認する。

〔2〕部品取付け関係

  • 電源部を先行して、動作確認までを確実に実行する。
  • 部品の取付けは背の低いものから作業を進め、かつ、混み合う領域を早めにする。トランジスタとFETは、最後のステップでも良い。
  • 抵抗器の取付けは、カラーコード読取り方向を自分なりに決めておく。例えば、縦置きでは上から、横置きでは左からのように。
  • また、できるなら横置きの方が良さそう。後段のチェック時に、両端で対応できる。また、隣の部品リード線と短絡するような心配を無くせる。
  • 電解コンデンサ(特に電源部)は、基板から高めに浮かせて取付けた方が良い。自身のリード線や、下を通るジャンパ線のチェックがし易くなるし、温度対策にもつながりそう。
  • 終段部のダイオード取付け位置は、R側の取付け位置にL側を合わせる要領とする。L側ダイオードの方がリード線が長いため、柔軟に対応できることから。
  • 2SA1680Y周辺の部品(込み合うところである)の向きを十分に検討すること。実物合わせで照合することが肝要。

〔3〕チェック作業関係

  • 部品が混んでテスタ棒が入りにくい場合は、部品(抵抗器など)を斜め方向に寝かせて作業する方法もある。但し、隣の部品との短絡に注意しつつ、優しく(部品の根元でポキリよのうにならないよう)扱い、作業後に正常位置に戻すことを忘れないこと。
  • 配線チェックは、導通(0Ω)確認がよい。
  • チェック時のAC100Vテーブルタップは、スイッチ・ランプ付きが有利。電源入り(ON)を明示でき、トラブル発見の際、直ぐに電源遮断できる。