ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【12】

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アルミテープで天板と底板を連接する対策を講じた

タカス基板で作ったトランジスタ式ミニワッターpart2で、電源投入時のザザ…音とR側から音の出ないトラブルは、ボリューム配線と天板間にノイズが乗ったことに起因することが分かった。

⇒結果的には、「ボリューム配線を底板(GND・12V-)沿いに変える」ことで対策できた。(ぺるけさんのpart2記事ではGNDとしており、アースとは表記していない)

しかし、ケース(タカチのKC型)のアルミ板四辺が十分に連接(導通)できていない課題は残っている。

〔1〕対策

  • 前面パネル(ABS樹脂製)の2連ボリュームとトグルスイッチ部分に、アルミテープ(幅30mm、百均Dソーで購入)を貼付して、天板と底板間の導通を強化した。
  • 背面パネル側も、同テープにて導通強化を図った。

〔2〕確認

 この強化策を確認する主旨で、

  • ボリューム配線を天板沿いの経路に戻して電源を再投入。
  • 正常に起動:ザザ…音と片側無音の現象は起きない。
  • ここから丸一日が経過。 →異常は見られない。 →パネル間の連接(導通)強化ができたようである。

※1.part2の製作当初からパネル面のGND処理を考えていて、アルミテープを見つけた経緯はあった。結果的に、役に立ったようである。

※2.音の深みが増した。ノイズで抑圧されていたような部分があって、本対策により解消されたのかもしれない。