ボリュームのギャングエラー補正再び

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新しいボリュームの特性カーブを作る

ミニワッターpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)のL側から音が出なくなる症状が時々起こる。

不調の原因は、ボリューム(50kΩ Aカーブ 2連 )にあるとみられるので、出張帰りに秋葉原へ立ち寄って交換品:LinkmanのR1610G-QB1-A503を3個調達した。

この中からギャングエラーの少ないものを選択する狙いで、低価格(単価:134円(税抜)ほど)でシャフトの切断作業が不要なことも背景にある

  • いつもどおり、ぺるけさんのHP「2連ボリュームの左右アンバランス補正」から「シミュレーションExcelシート」をダウンロード。

http://www.op316.com/tubes/tips/tips21.htm

  • 1個目は、補正抵抗器を入れても目標偏差:0.5dB以内をクリアできなかった。2個目では、補正抵抗器なしで目標値をクリアできたので、ここで終了とした。(残り1個は予備品とする)

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この型式のボリュームは、ミニワッターpart2で一年半使用(補正Rなし)して来ており、一度も不調は起きていない。

スクリーニングで対処することで良い(自作ならではのわりきり)と思っている。