ぺるけさん設計のhFEテスターを作る【01】

手始めの電源部

ぺるけさん設計の「トランジスタ式ミニワッター」を再び製作する機会を得た。

 

ここでは、中核となるトランジスタはhFEによる選別を要することが多いため、同氏設計の「hFEテスター」を製作することにした。

Measuring Instruments for Audio (op316.com)

  • 「簡単版hFEテスター」とする。その試料は少なく、機会も年に数回あるかどうかなので。
  • 回路的には手持ちの部品を使えそうであり、その他も通販サイトから手軽に調達できそうである。
  • ぺるけさんの記事にある「トランジスタの性質をより深く理解する道具でもある」というところも大いに引かれる。

さっそく部品集めということでACアダプターのリユース品を手に入れたが、帰宅してテスターを当てて出力をみたら、5Vが7Vほどになる高値でNG。試料品を壊しかねない、”安物買いの何とか…”であった。

 

そんな中で、

他の電子部品調達のため秋葉原の通販対応サイト:秋月電子通商を見て行くうちに、三端子レギュレータ(ROHMのBP5293-50):M-11188 と 保護用ヒューズ:P-13593 、MPフィルムコンデンサ:P-14601 によるDC 5V電源系で対応する発想に至った。

秋月電子通商-電子部品・ネット通販 (akizukidenshi.com)

 

それが上図(諸元はROHMのデータシートによる)のとおり。

  • 高品質(出力リップル電圧:50~200mV p-p)の電源系を、小型かつ安価に構築できる。何と言ってもACアダプターよりも信頼度が高い。
  • 手持ちのACアダプター(出力:DC12V)とLEDを活用できる。
  • 変な授業料を支払ったことを見返せる?

 

部品調達のめどが立ったので、次のステップへ進まん。