ユニバーサル基板の完成
ぺるけさん設計の「簡単版hFEテスター」と「ペア取り用Idss測定治具」のユニバーサル基板が完成した。
どちらもパターン設計どおりである。ここでは、基板製作作業における備忘録をしたためておく。
1)簡単版hFEテスター
- 基板のランド位置(座標)をマスキングテープで記した。この効果は絶大で、部品搭載位置やジャンパ配線のミスを無くせるし、目にも脳にも優しい。
- ジャンパ線は、手持ちのφ0.4mmとφ0.5mmのすずメッキ線を使用した。
- トグルスイッチとICソケットの端子番号関係は、プリンタの印刷紙を切出して両面テープで貼付した。
- 電気的な動作確認は、①DC電源系の短絡無きこと →②試料トランジスタ挿入用コネクタ類の端子(B・C・E)間短絡のなきこと →③ACアダプター接続(SW付きのテーブルタップ使用) →④基板のDC5V出力測定 →⑤古いトランジスタを使ったhfe測定 -→--こんな手順で進めた。
2)ペア取り用Idss測定治具
- ジャンパ線は、手持ちのφ0.28mm銅線(ぺるけさんの頒布)とφ0.4mmのすずメッキ線を使用した。思い返すと、φ0.28mmで一元化した方が良かった。
- 部品とジャンパ線のハンダ付けでは、どの位置を先行するか考えながら進める必要があった。これがかなり面倒で、順序を誤って何度かハンダ吸取り線のお世話になった。
- 電気的な動作確認は、①DC電源系の短絡無きこと →②試料FET挿入用コネクタ類の端子(S・G・D)間短絡のなきこと →③ACアダプター接続 →④古いFETを使ったIdss測定 -→--こんな手順で進めた。