春のたより

福は~内

一日前に春が訪れたような今日の天気。

夕方、いつもの新交通専用道路を散歩していたら、「福は~内」の懐かしい声を聴かせていただいた。

そう、50年以上は聴いていなかった。

我が家はもちろん、近所からも聴こえたことは無かった。

おかげさまで、ほっこりした気持ちになれた。

本当にありがとうございました。

ぺるけさんの部品頒布の有り難さ

ミニワッターシリーズやUSB-DACなどの自作では、いつも、ぺるけさんから部品の頒布を得ている。

http://www.op316.com/tubes/buhin/buhin.htm

ただ、自分の好みの要素を入れたかったり、手持ち部品の活用のような事情もあって、かなりバラバラなお願いをすることは多いが、ぺるけさんには寛大なお心でご対応いただいている。

こんな身勝手な頒布依頼ではあるが、自分なりに留意していることはある。

  • 感謝の気持ちを忘れないこと。自分にはとてもできないことである。
  • 頒布の約束事を遵守すること。
  • 半導体部品は、全面的に頒布を依頼する。hfe仕様などの選別対象品は特に。
  • 数の多い部品(特に抵抗器)も全面的に頒布依頼をする。秋葉原などで調達しようとして探し歩くと電車の時間が気になりだすし、部品トレーに他の仕様品が混在していたり数量の間違いが起こるなど、何一つ良いことは無い。
  • 部品の損傷などで交換する場合は、両系(R/L)の交換として頒布依頼をする。
  • 部品が届いたらすぐに、仕様や数量を確認(できるだけテスタを使う)する。
  • 無料頒布のような部品(アース・ラグなど)でも、他の頒布ページをよく見て金額記載がある場合は、ご好意に甘えないこと。
  • 決済は速やかに。

 

ミニワッターPart5 19V版基板パターン図の再考

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DC19V電源引込み部分のジャンパ配線を回路図と整合

新年を契機に、ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターPart5 19V版の製作を考え始めた。

http://www.op316.com/tubes/mw/mw-19v-p5.htm

手始めに、ぺるけさんの仰せに従いパターン図からの回路図逆作成に着手。間もなく、DC19V電源引込み部分からLED表示にかけて両図が整合していないことに気付いた。

現状のパターン図でも問題はないが、回路図が基本であるとの考え方から、パターン図を再考した。

  • 電源スイッチへの引出し配線を付加する。
  • 電源表示用LED周辺の配線を、回路図と整合させる。

いろいろ検討した末、パターン図は赤書きのように決めた。

LED+側のジャンパ線(被覆付き)は長くなるし、アルミ電解コンデンサ付近を通るため混み合うので、ぺるけさんの部品頒布にある”0.08sq ケーブル 2色”を使用すると良さそう。

http://www.op316.com/tubes/buhin/b-trmw-p5-19v.htm

なお、この部分での電圧降下は問題にならないし、さらに音質低下などには無縁である。

 

ボリュームの劣化

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ミニワッターPart5 15V版(19V版基板レイアウト)のボリューム(50kΩ A 2連)が不調で音量調整がうまく出来なくなり、同型式の新品に交換して解決に至った。

障害の起こったボリューム抵抗値の前後関係は上図(※)のとおりで、かなりの変化が出ている。

※図は、ぺるけさんのHP「2連ボリュームの左右アンバランス補正」から「シミュレーションExcelシート」をダウンロードして作成。

http://www.op316.com/tubes/tips/tips21.htm

 

この要因は、ノイズ対策でボリューム端子の配線を二三度修正した経緯から、脆弱なボリューム抵抗体に過剰な熱ストレスが加わったことと考えられる

全体で熱が伝わりやすい部品なので、配線作業では、予め端子に電線をキチンと絡げて、手早く半田ごてを当てて仕上げるのが一番である。

ボリュームのギャングエラー補正再び

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新しいボリュームの特性カーブを作る

ミニワッターpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)のL側から音が出なくなる症状が時々起こる。

不調の原因は、ボリューム(50kΩ Aカーブ 2連 )にあるとみられるので、出張帰りに秋葉原へ立ち寄って交換品:LinkmanのR1610G-QB1-A503を3個調達した。

この中からギャングエラーの少ないものを選択する狙いで、低価格(単価:134円(税抜)ほど)でシャフトの切断作業が不要なことも背景にある

  • いつもどおり、ぺるけさんのHP「2連ボリュームの左右アンバランス補正」から「シミュレーションExcelシート」をダウンロード。

http://www.op316.com/tubes/tips/tips21.htm

  • 1個目は、補正抵抗器を入れても目標偏差:0.5dB以内をクリアできなかった。2個目では、補正抵抗器なしで目標値をクリアできたので、ここで終了とした。(残り1個は予備品とする)

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この型式のボリュームは、ミニワッターpart2で一年半使用(補正Rなし)して来ており、一度も不調は起きていない。

スクリーニングで対処することで良い(自作ならではのわりきり)と思っている。

ミニワッター2台の切換(セレクタ)【05】

スピーカ2対の切換にも使えるf:id:L10Eng:20181107082140j:plain

元は、ミニワッター(アンプ)2台を切換えてスピーカ1対に接続する主旨で製作したものだが、

向きを変えれば、この逆の使い方(スピーカ 2対を切換えてアンプ 1台に接続)もできる。

簡単な機能の切換器であるから、当たり前であるが…。

 

ミニワッター2台の切換(セレクタ)【04】

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SP+側のみ切換え(SP-側共通化

ふとしたきっかけから、SP+側のみ切換える場合の回路を作成した。

  • 切換スイッチは、2接点型に小型化(安価かつ入手が容易)できる。
  • 一方、SP-側が共通となるため、ミニワッターpart2を接続するのは避けた方が良いと考える。part2はDC12Vの-側がGNDになるため、別のミニワッターGNDラインへ回り込み影響を起こしそうに思える…。
  • そういう観点からすると、4接点(4線)の切換スイッチが無難ということになる。