2018-01-01から1年間の記事一覧

ボリュームの劣化

ミニワッターPart5 15V版(19V版基板レイアウト)のボリューム(50kΩ A 2連)が不調で音量調整がうまく出来なくなり、同型式の新品に交換して解決に至った。 障害の起こったボリューム抵抗値の前後関係は上図(※)のとおりで、かなりの変化が出ている。 ※図は、…

ボリュームのギャングエラー補正再び

新しいボリュームの特性カーブを作る ミニワッターpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)のL側から音が出なくなる症状が時々起こる。 不調の原因は、ボリューム(50kΩ Aカーブ 2連 )にあるとみられるので、出張帰りに秋葉原へ立ち寄って交換品:LinkmanのR1…

ミニワッター2台の切換(セレクタ)【05】

スピーカ2対の切換にも使える 元は、ミニワッター(アンプ)2台を切換えてスピーカ1対に接続する主旨で製作したものだが、 向きを変えれば、この逆の使い方(スピーカ 2対を切換えてアンプ 1台に接続)もできる。 簡単な機能の切換器であるから、当たり前で…

ミニワッター2台の切換(セレクタ)【04】

SP+側のみ切換え(SP-側共通化) ふとしたきっかけから、SP+側のみ切換える場合の回路を作成した。 切換スイッチは、2接点型に小型化(安価かつ入手が容易)できる。 一方、SP-側が共通となるため、ミニワッターpart2を接続するのは避けた方が良いと考え…

ミニワッター2台の切換(セレクタ)【03】

仕上り スピーカ1対(R/L)に、ミニワッター(アンプ)2台を接続する切換え器が出来上がった。 安価な作りではあるが、見栄えはそれほど悪くなく、機能面での不備もない。 スピーカ接続端子は、全てビス止め構造とした。ケーブルに丸形圧着端子を付けて使用…

ミニワッター2台の切換(セレクタ)【02】

ケース(箱)の穿孔 ミニワッター(アンプ)のセレクタ用ケース(箱)が出来上がった。 先ず、部品をいろいろ並べ替えながら配置を決定。 決めた配置に基づいて、穿孔図を作成(Word2007を使用)。 この穿孔図をケースに貼付し、線に沿ってカッターナイフで…

ミニワッター2台の切換(セレクタ)【01】

二世代のミニワッターを切換えて活用する 約二年の間に、ミニワッターpart2とpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)の2台を制作してきた。 このそれぞれに魅力があるので、入力ソースで使い分けして行くこととし、手持ち部品を活用しながら、安価にセレクタ…

ミニワッター用ケースの構造要件

前後パネルと底板が分離する構造は作業性が良好 ぺるけさんのミニワッターシリーズでは、タカチ製HENシリーズのケースを使用されている。 http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm このケースは、前後パネルと底板、上板が分離する構造であり、穿孔作業…

スピーカケーブルの対撚が効果的

スピーカ接続ケーブルを対撚にして誘導ノイズを解消 考え落ちしていた。 スピーカ接続ケーブルのノイズ対策が出来ていなかったのだ。 昨日、ミニワッターpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)ボリューム部分の配線を対撚(ツイスト)に改修したが、その後、…

アンプ初段増幅部のボリューム配線引回し

ボリューム~初段増幅間を対撚配線に手直し 先日、ミニワッターpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)のL側スピーカから音が出なくなった。 前作ミニワッターpart2でも同じような現象を経験していたので、同じようにボリューム~初段増幅部間の配線を修正し…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【24】

3系統入力信号をロータリスイッチで切換える トランジスター式ミニワッターpart5の入力信号切換を、ロータリスイッチで構築することの意義深さはある。ぺるけさんの真空管&オーディオ「なんでもあり掲示板」を拝見して。 https://6403.teacup.com/teddy/bbs…

ミニワッターPart5用ケースの通風口

ミニワッターPart5用ケースの通風口(面積)検討 ぺるけさんの▲●■大人の自由空間▲●■「オーディオ自作ヘルプ掲示板」に、ミニワッターPart5用ケースの表面温度についての質問投稿があった。投稿日:2018年 8月31日(金) https://8604.teacup.com/very_first_tub…

アルミ電解コンデンサのディレーティング

拙ミニワッタ―Part5 15V版(19V版基板レイアウトで作る)は、定格電圧25Vのアルミ電解コンデンサを全面的に使用した。 動機的には、秋葉原で調達する際に”15V電源なのだから16V品は裕度で心配”というのが頭によぎり、25V品にしたというのが本音であった。 こ…

ミニワッターpart5のアルミ電解コンデンサ実装寸法

ミニワッターpart5で使用するアルミ電解コンデンサの基板実装寸法 19V版の基板レイアウトで作るミニワッターpart5 15V版のパターン図作成では、アルミ電解コンデンサの実装寸法の関係でけっこう手間取ったので、 後追いではあるが、このコンデンサの実装寸法…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【23】

16WVのアルミ電解コンデンサで構築した基板 ミニワッターpart5 15V版を19V版の基板レイアウトで作る我がプロジェクトは、大いなる満足感を得ることができた。 こんなことから、アルミ電解コンデンサを16WV統一で基板製作をすることを考慮したパターン図を作…

ユニバーサル基板取付け部品リードの処理方法

部品のリードを円弧状に曲げて取付ける これまでミニワッターpart2やpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)を製作してきたが、ユニバーサル基板(タカス製)へ取付ける抵抗器やダイオードなどのリード処理で、円弧状に曲げるのもありかな~と考えていた。 そ…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【22】

2連VRのギャングエラー補正抵抗器を基板内に移設 我がトランジスター式ミニワッターpart5 15V版は、50kΩ2連VR(Aカーブ)UNIT2側へ補正抵抗器:240kΩを取付けることでギャングエラーを補正している。 このたび、補正抵抗器を基板(19V版レイアウト)内に移設…

現USB-DACの考察

三年間愛用のUSB-DAC ぺるけさんのミニワッターシリーズを知ったきっかけを作ってくれたのが、USB-DACの自作である。 ここにきて、当方がUSB-DACの経緯などを整理しておくことにした。(AKI.DACのR/L間クロストーク対策は拙DACでは未対応) 何十年もブランク…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【21】

DCオフセットの最終調整トランジスター式ミニワッターpart5 15V版基板(19V版の基板レイアウト)をケースに組込んでから10日ほど経過した。 外気温度変化の少ないこの時期でもあり、最終的なDCオフセット調整を実施した。 ぺるけさんの記事にある「最終的なD…

通電テスト時の養生方法

基板周辺部品と配線の養生 基板のテスト(トラブルシューティングの場合も)のためケースから取出す場合は、通電時の短絡障害などを防止するための養生が欠かせない。 配線付きの部品は、ビニール袋に入れておく。特に、ボリュームは金属部の露出が多いので…

部品の回転止め穴をどうするか

トグルスイッチのパネル面取付け例 「回転部品の実装の知恵 (ロータリースイッチ、ボリュームの取り付け) 」という題目で、――回転止めツメの位置に合わせてパネル側に穴を開けて、そこにツメを噛ませることで力がかかっても部品が回転しないようにする――ぺ…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【20】

基板確認作業の安全性を考慮したパターン図 ミニワッターpart5 15V版(19V版の基板レイアウト)が出来上がったので、後から気付いたことなどをパターン図へ反映しておくこととした。2台目製作に向けて。 トランジスタとFET、ダイオードの各端子電圧を基板面…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【19】

ミニワッター基板周辺の配線要領 ミニワッター基板周辺の入出力信号や電源、アース関係の配線では以下のような要領とした。 (1) 基板の下を通す配線を先行する 基板の下を通す前後のパネル取付け部品間(RCAピンジャック、入力切換スイッチ(本機ではトグルS…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【18】

トランジスター式ミニワッターpart5 15V版の出来上がり 七ヶ月ほど費やしてしまった。 19V版のレイアウトで作ったミニワッターpart5 15V版基板をケースへ組込み、周辺回路の配線を仕上げて通電、単体で動作確認の上、スピーカから音出しまで出来上がった。 …

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【17】

基板のランドが剥離した部分の修復方法 先日、ミニワッターpart5 15V版の基板(19V版のレイアウト)からトランジスタをいったん取外して、極間(ベース~コレクタ間など)の導通テストを実施した。その結果、デジタルテスタのダイオードテスト機能で良否判断…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【16】

トップカバーにシールド効果を持たせる ミニワッターpart5 15V版(19V版の基板レイアウトで作る)用のケースは、LEADのSK-180を使用することとした。 同ケースのトップカバーは塗装されており、他の三辺(ボトムカバー、フロント・リアパネル)とは絶縁状態…

トランジスタの診断

トランジスタをデジタルテスタで診断する ネット閲覧中に、トランジスタの良否診断をデジタルテスタでできないか?のようなQ&Aがあった。 そこで、ケースへの組込みの遅れている我が「トランジスター式ミニワッターpart5 15V版」のトランジスタで試験してみ…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【15】

パネル取付け部品の下ごしらえ なかなか進まない19V版基板レイアウトのミニワッターpart5 15V版の製作である。 前後面パネルへ取付ける部品の前処理(下ごしらえ)をしておく。 (1) RCAピンジャック 6Pジャック共通アースラインは、φ0.9mm銅線の2本重ねでハ…

PC無しでインターネット・ラジオを聴く

BB-Shout (Web Radio Kit Ver.1.1) インターネット・ラジオを専用ハードで聴ける。 http://bb-shout.tristate.ne.jp/index.html パソコンが無くても大丈夫なので、利用価値は高いと思う。 ミニワッターなどのエージングを兼ねて、好みのジャンルを流しっぱ…

ユニバーサル基板のハンダ付け関連作業で

ハンダ付け・外しの作業で分かってきたこと ここまで、ユニバーサル基板を使ったミニワッタ―の製作をしてきた。 この作業で学んだこと(反省を含めて)を綴っておく。 (1) はじめに 作業台、鏝台などの4S。 ハンダ鏝の整備、ハンダ及び吸取り線の残量確認。 …