2017-01-01から1年間の記事一覧

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【06】

振り返ってみると嗚呼… 基板完成の後で、反省点などを綴っておく。 〔1〕ジャンパ配線関係 半固定VRへの配線は、1目ずらした方が(2.2kΩの位置に)良かった。VRの角に若干当たるため。 被覆付きのジャンパ配線は、後の抵抗器など取付け時の迂回を考慮して長め…

電源投入時のノイズ対策

アースラグ取付部に原因と推定 この二三日前から、タカス基板で作った「トランジスタ式ミニワッターpart2」の電源投入時に不調が出てきた。 〔1〕現象 電源投入時にノイズ(ザザ…)が出る。 更に、R側から音が出ない。 ケースのアルミ部分をコンコン叩くと、…

トランジスタ式ミニワッターpart5調整時の準備作業

基板のDC電源入力部・スピーカ出力部を仮配線して調整 ぺるけさん設計のトランジスタ式ミニワッターpart5 15V版を、19V版基板レイアウトで作るという我がプロジェクト。 終盤のDCオフセット調整では、最低限必要な仮配線をして作業に当たった。 〔1〕基板へ…

基板のハンダ面で電圧などを確認する

左右反転のパターン図を使って基板のハンダ面で確認 19V版基板レイアウトのトラジスタ式ミニワッタ―Part5 15V版を組上げて、一通りの動作確認まで終わった。 この途中の各部電圧確認では、ぺるけさんの記事にある基板上のチェックポイント(抵抗器などにカラ…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【05】

あらためて基板の電圧を測定 基板の動作チェックまで終了してから、あっというまに1週間が経ってしまった。 年末の時期であるが、基板表裏を自由に扱える今のタイミングで各部位の電圧確認(測定)しておかないとまずいと思うようになり、急遽作業をはじめた…

基板の配線チェックはパターン図にて

パターン図と現品の照合がベスト 19V版基板レイアウトのミニワッターpart5 15V版では、R側のジャンパ配線一本(しかも1目(2.54mm)区間)でハンダ不良が起きた。 この不良は、テスタによる導通(0Ω)チェックで見つけたが、実は、この時に照合すべき図面を①…

導通で配線チェックが効果的

導通(0Ω)チェックによりハンダ付け不良を発見した ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターPart5 15V版を、19V版基板レイアウトで作る我がプロジェクト。 基板が組み上がったので、火を入れて調整するステップに至った。 〔1〕部品取付けと配線のチェック …

トランジスタ式ミニワッターに使えそうなケース

トランジスタ式ミニワッターPart5 15V版で使用する ミニワッターPart5 19V版基板レイアウトで作るPart5 15V版用に、様々なケースを検討してきた。(これもまた自作の楽しみである) たどり着いたのがLEAD製「SK-180」型。 http://www.lead.co.jp/rackcases/c…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【04】

19V版レイアウトのPart5 15V版基板が組み上がった ぺるけさん設計のトランジスタ式ミニワッタ―Part5 15V版を、19V版基板レイアウトで作る我がプロジェクトである。 だいぶ時間がかかったが、基板の部品取付け・配線まで終了した。 バランスの良さが際立って…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【03】

19V版レイアウトで作るミニワッタ―Part5 15V版のジャンパ配線図 19V版の基板レイアウトで作る、トランジスタ式ミニワッタ―Part5 15V版基板のジャンパ配線図である。 ぺるけさん設計の19V版基板配線をモデルとした。 基板面ジャンパ配線は、φ0.4mmのETFE線を…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【02】

19V版レイアウトのミニワッタ―Part5 15V版基板の裏面視図 先のパターン図を左右反転したものである。 この図は、基板の裏面(ハンダのある面)から正面を透過したに等しく、多くの場面で役立つ。 製作時の配線やハンダ付けミスの修正で、基板裏面のランドと…

19V版基板レイアウトでミニワッターPart5 15V版を作る【01】

19V版レイアウトのPart5 15V版基板パターン図 ぺるけさん設計のトランジスタ式ミニワッタ―Part2をタカス基板で作るプロジェクトは、上手くいった。 続いて、トランジスタ式ミニワッタ―Part5 15V版を、 http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm 19V版の…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【10】

タカス基板パターンの裏面視(チェック用) 基板の裏面側ランド(ハンダ付け)と部品位置、ジャンパ配線の関係を、図面で確認できることの効果は絶大である。経験者はよくご存じかと。 部品取付け位置やジャンパ配線のミスを修正する場合に使える。 トラブル…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【09】

トランジスタ式ミニワッタ―Part2 タカス基板のハンダ確認図 基板裏面側のハンダ付けを確認するための図面を作っている。 基板部品取付け面のジャンパ配線を配線図と照合し、次に、ハンダ付けをこの図面で照合する。 ハンダ付けのあるべきところの確認。ハン…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【08】

トランジスタ式ミニワッタ―Part2 タカス基板のパターン図 タカス基板:IC-301-72で作るためのパターン図(Word2007にて)を再編した。 赤色のジャンパ:12V+電源、濃緑色のジャンパ:GND(12V-)、黄緑色のジャンパ:信号系、橙色の電線(0.18sq):信号系 基…

トランジスタ式ミニワッターpart5 15V版の半導体部品【02】

終段のダイオード2個/組ペアリング ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッタ―Part5 15V版終段に使用するダイオード:UF2010の4個は、ペアリングが必要である。 http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm 〔1〕考え方 ぺるけさんの記事によれば、「UF2010は…

トランジスタ式ミニワッターpart5 15V版の半導体部品【01】

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッタ―Part5 15V版の半導体部品 ぺるけさんから頒布を得たトランジスタ、ダイオード関係である。 FETのバイアス特性やトランジスタのhfe値などを、設計仕様に沿った選別で頒布して貰える。当然、この選別は測定器が無いとで…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【07】

中段のトランジスタ関連を1目移動する 3300μF電解コンデンサの発熱を考慮して、中段のトランジスタ2SC4408と周辺部品を1目(2.54mm)センタ寄りに移動することができる。

ミニワッターpart2とPart5では終段のダイオード取付方法が異なる

Part5ではぺるけさんの設計順守で終段を構築する方が良さそう ミニワッタ―Part2では、終段のトランジスタとダイオードを接着して熱結合している。 しかし、Part5ではこの構造とはせずに、ぺるけさんの設計を順守した方が良さそうである。 「オーディオ自作ヘ…

トランジスタ式ミニワッターの配線材料

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッター製作用配線材料はこんな感じ ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッター製作に係る配線材料は、このようなものを使っている。 〔1〕φ0.4mmETFE(テフロン被覆と言っていた:写真は緑色)のジャンパ線 秋葉原の小柳出電…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【06】

もっとも発熱するのは電解コンデンサ トランジスタ式ミニワッターpart2で発熱の大きい部品は、+12Vラインに接続される3300μF電解コンデンサである。 ほんのり暖かいという感じの発熱で、気にするまでにない。平滑電流を通し続けるため当然なことで、基板の電…

ACアダプタのDC出力プラグを交換

DC出力プラグを一般型(外径φ5.5mm、内径φ2.1mm)に交換した DC15.2V出力のACアダプタ(フィルタ付)を安く手に入れた。 1.4A容量で一次側AC100V(200V対応ではない)、更に小型過ぎない。ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart5/15V版に使えそう。 但…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【番外編】

ロータリスイッチを使わずに入力切換(トグルスイッチにて) 2入力以上の切換を、トグルスイッチで構成する方法である。(この論理で多段化すれば、入力数を手軽に増やせる) ※図は、Word2007で作成 ロータリースイッチを使うのが一般的であるが、こんな方法…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【05】

トランジスタ式ミニワッターpart2終段の製作方法 ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2〔タカス基板バージョン〕終段トランジスタとダイオードの取付けはこのようにしている。 ※図は、Word2007で作成 トランジスタの取付け間隔は、基板設計パターン…

トランジスタ式ミニワッターpart2のお奨め

ぺるけさんの音作りを4石で満喫できる ぺるけさんのトランジスター式ミニワッターpart2〔タカス基板版〕を2ケ月に渡って愛聴してきた。 4石でこの音が出せる・味わえるという嬉しさは格別なり。 「ベテランのおもちゃ」「定位の精緻な感じは全段差動に及び…

タカチKC型ケースの4辺連接アース方法

タカチKC型ケースの4辺(アルミ)連接アース方法 ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2(MW-2タカス基板バージョン)では、KC-13-5ケースを使っている。 本機ではケース底面にアースポイントを置いたので、他の3辺と連接をとることにした。 目的は、…

電子部品のショート防止方法

LEDなどのリード端子は、端子間の極性やショートに注意を要す 写真は、MW-2タカス基板バージョンのLED(PG3889S)をパネルに取付け・配線した状況である。 LEDのアノード(+)側リード端子には、余った0.18sq電線のビニール被覆を取付けている。こうしておけば…

ボリューム(VR:可変抵抗器)のアース処理方法

ボリューム(VR:可変抵抗器)のアース処理方法 ボリューム(以下VR)のフレーム・シャフト関係は、アースに落としておかないとノイズに悩まされることになる。 シャフトなどに手を触れると、ブーンとかジジ…のようなノイズが出る現象。VRはアンプの入力部に…

ぺるけさんのトランジスタ式ミニワッターpart2をタカス基板で作る【04】

トランジスタ式ミニワッタ―Part2タカス基板の電圧測定値 電圧測定値は、ぺるけさんの設計記事にかなり近い。(偏差何%なんてのは野暮かと) スピーカ無接続(オープン)で、GND間との電圧値。 普及版のデジタルテスターを使用。 60mVレベルも測定は出来てい…

2連ボリューム(VR:可変抵抗器)のユニット間偏差対策

2連VR(ボリューム:可変抵抗器)のユニット間偏差対策 秋葉原のマルツ本店で買った2連VR(ボリューム:可変抵抗器)のunit間偏差(ギャングエラー)は、「シミュレーションExcelシート」を使って、かなり良いところまで改善できた。 Excelシートは、ぺるけ…