ボリュームの劣化

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ミニワッターPart5 15V版(19V版基板レイアウト)のボリューム(50kΩ A 2連)が不調で音量調整がうまく出来なくなり、同型式の新品に交換して解決に至った。

障害の起こったボリューム抵抗値の前後関係は上図(※)のとおりで、かなりの変化が出ている。

※図は、ぺるけさんのHP「2連ボリュームの左右アンバランス補正」から「シミュレーションExcelシート」をダウンロードして作成。

http://www.op316.com/tubes/tips/tips21.htm

 

この要因は、ノイズ対策でボリューム端子の配線を二三度修正した経緯から、脆弱なボリューム抵抗体に過剰な熱ストレスが加わったことと考えられる

全体で熱が伝わりやすい部品なので、配線作業では、予め端子に電線をキチンと絡げて、手早く半田ごてを当てて仕上げるのが一番である。