栃木県市貝町を訪ねる

ダムカードをいただいた

毎度のことながら仕事が遅い。あっという間にひと月遅れになってしまった。

反省だけはする。

 

4月に訪ねた栃木県茂木町と市貝町は、とても静かでゆったりとして懐かしさを感じる処である。

この季節の目玉でもある市貝町の「芝さくら公園」は、雨にたたられて観光客などは一人もいない状況にあったので、近くの「芳那の水晶湖」へ立ち寄った。

「芳那の水晶湖」は、この地域の農業用水の調整池(構造的にはダムであるが、規模の区分から調整池となるらしい)であり、「塩田調整池」という施設名である。

ここには「芳賀台地土地改良区」さんの事務所が隣接されており、地域の農業用水施設などを管理しているとのことで、「菅又調整池」(ここもダム相当である)という施設も管理下にある。

 

代搔き・田植えのお忙しい時期にご迷惑をお掛けするのは心苦しいところであったが、思い切って同事務所を訪問して、拝領したのが今回のダムカードである。

ありがとうございました。

良い思い出になりました。

 

 

 

武者絵が我が家に


三代目大畑耕雲作

4月末の平日に、栃木県の茂木町と市貝町を訪ねた。

一番の目的は、市貝町「武者絵の里 大畑」の資料館拝観である。

武者絵の里 大畑 | 日本の心を伝える武者絵のぼり旗 (musyae-ohata.com)

 

ここに展示されている掛け軸の「武田信玄」が特に気になっていたので、実物を確かめることが出来た。

なるほど思っていたとおりであり、即座に購入を決めたしだいである。

 

ミニワッター用トランジスタのhFE実測

「ぺるけ」さんの設計を基にした「簡単版hFEテスター」が完成してから、あっという間に二ヶ月が経過してしまった。

Measuring Instruments for Audio (op316.com)

 

しりに火がついてきたこともあって、「トランジスタ式ミニワッターPart2」と「トランジスタ式ミニワッターPart5 15V版」の製作用に調達していたトランジスタ10種目について、hFEを測定して選別することにした。

 

1)調達トランジスタのhFE測定

  • 「簡易版hFEテスター」を用いた調達トランジスタのhFE実測値は、上図のように至った。室内温度:24℃にて。
  • 簡易版テスターと言っても、電源投入して20秒ほどでhFE値がほぼ安定する。正直言って予想外であったが、さすがはぺるけさんの設計という実感である。
  • 調達トランジスタは全て「東芝」の製品で、同社のデータシートに記載されているhFE仕様の枠内に収まっている。

 

2)トランジスタ式ミニワッター向けの選別

  • 個体(#1~#4)間のhFE偏差を見たときに、Part5 15V版(次段増幅)用「2SA1680」#4がはみ出し気味であるが、±10%の枠内には収まり、2SC950-Yの定電流回路を有する差動増幅用であるため良しと判断する。
  • Part5 15V版(出力段)用「2SA1359-Y」でもhFE偏差が大きいが、「選別しなくても十分に性能が出ます」というぺるけさんの指標があり、これも良しと判断する。また、「2SA1869-Y」と「2SC4935-Y」(旧と表記している)で構成する方策もある。

http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm

  • Part2(2段目)用「2SC4408」の代替え用「2SC2655」は、hFE:230と246の実態であるため、「hFE:180以上」とするぺるけさんの設計条件を満足できる。
  • Part2(出力段)用「2SC4881」は、#3と#4を使用する。hFE:137と138の実態(左右の偏差は少ない)で、「hFE:140以上」の設計条件に近似(誤差範囲)しており良しと判断する。

http://www.op316.com/tubes/mw/mw-12v-p2.htm

ボリュームの6ステップ化【07】

トランジスタ式ミニワッターpart2」の電圧測定値

トランジスタ式ミニワッター part2」のボリュームを6ステップ化する作業が最終段階に入り、ケース(タカチのKC5-13-20GS)を閉じる前に、基板内の電圧を測定・確認しておくことにした。

この結果は上図(Wordで編集)のとおりで、5年前の電圧測定値とほとんど変わっていない。ACアダプターを含めて。

今回の6ステップ化により、ボリュームのアース接続不良(ハンダ漏れ)に対応したこともあって、まさに地に足の着いた音に改善されたように感じるし、入力系の安定化も図れたので満足度の高いものとなった。