ぺるけさん設計のhFEテスターを作る【09】

ケース加工は型紙方式で

「簡単版hFEテスター」と「ペア取り用Idss測定治具」を収納するケース(100均Dのハガキケースを利用)は、いつもの型紙方式による穿孔作業とした。

  • ケースに取付ける基板と関連部品の配置決め(実物をあてがって確認)をする。これを図面化(拙はWordを使用)して印刷し、ケースの部位:面ごとに切出して型紙とする。
  • この型紙を透明テープでケースへ貼付。さらに、穿孔する部分を覆うようにメンディングテープ(このテープが最適)で補強する。型紙の貼付では、ケースのセンターを基準で位置決めし、誤差を左右に振り分け(逃げ)する。
  • 穿孔作業は、相手がポリプロピレン樹脂(約2mm厚)ゆえ手作業(電動機は不使用)でゆっくりと進める。三目キリをポンチ代わりとし、ハンドドリルとリーマやヤスリなどを適宜使い分けて仕上げる。
  • 穿孔部のメンディングテープにより、ケガキなしでテープの上から直に作業できる。刃先が滑り難く粘り強い(ケース写真下段の右側穿孔が好例)ので助かる。
  • 穿孔のバリ取りは、ニッパでパチパチする。爪切りの感覚。