ボリュームの6ステップ化【03】

実寸図面上で確認する

ロータリースイッチ(1段-2回路-6接点)シャフトとツマミ間の位置関係は、実寸(1:1)の図面を作成(Wordを使用)して確認するのが良策である。

頭の中(計算)だけで済ませて、シャフト切断寸法を誤る(短く切り過ぎる)と取り返しのつかないことになるので。

トランジスタ式ミニワッター part2」の場合は、4mmほどの切断となる。

  • 以前に作ったアルプス電気製ロータリースイッチのシャフト留め治具(べニア板製)を流用する。こんなのを作っておくと安全で作業性が良く、ミスも起こさずに済む。
  • ロータリースイッチは廻し切った位置にしておく。中間位置では、切断作業中に軸がブレて思わぬ故障となりそうなので。
  • これを角材とクランプで固定して、ゆっくりと切断する。今回は、ローレットシャフトの短い切断作業であるので焦りは禁物である。
  • 100均の万能鋸を使用。この鋸刃厚(切り代)を考慮する必要がある。
  • どちらかというと、シャフトを長めに残す方向で切断する。最後に、ヤスリで削ってツマミとの関係を調整すれば良いので。
  • シャフト留め治具(板)を手で持ちながら鋸を動かすことが大事。スイッチ接点部への振動を抑えるため。
  • シャフトは先割れなので、シャフトの上方と下方の別々に鋸刃を当てて(治具(板)の上下を入れ替えながら)切断する方が良い。
  • 最後に、切断面をヤスリで仕上げる。

こんな要領にて、なんとかうまく切断できた。