原因の判明
実は、拙「トランジスタ式ミニワッター part2」の音量調整が不安定だった原因はハンダ漏れにあった。
ボリュームのアース接続側端子に配線を絡げたままでハンダ付けを忘れて、接続が不安定になっていたということ ⇒写真の左側。お恥ずかしい限り。
まあ、今回の6ステップ化が原因発見のきっかけになったわけで、良い意味で収穫が増えたとお気楽に考えよう。
せっかくボリューム(50kΩ-A 2連)を取外したのだから、5年経過による抵抗値の変化状態を測定しておくことにした。
1)抵抗値測定要領
- 試料ボリュームを既作治具(ベニヤ板)とクランプ、角材の組合せで取付け ⇒写真の右側。
- ぺるけさんの「私のアンプ設計マニュアル / 雑学編」/「2連ボリュームの左右アンバランス補正」に則って、デジタルテスターで抵抗値を測定。
My Tube Amp Manual (op316.com)
2)測定結果と所感
- 元は補正抵抗器不要の5年経過という品であるが、ぺるけさんの仰っている「左右のアンバランスは±0.3dBくらいの範囲に減っています。これくらいまで追い込めれば文句ないでしょう。」の範囲に収っていた。
- 当時秋葉原の店舗で購入した汎用ボリュームで、当たりを引いたようである。次の出番まで休んでもらおう。