ボリュームの6ステップ化【01】

ボリュームを固定抵抗器で構成【01】

タカス基板で製作した我が「トランジスタ式ミニワッター part2」(ぺるけさん設計)であるが、はや5年目をむかえた。

Mini Watters project (op316.com)

 

経年に原因があるとは考えにくいが、このところ音量調整が不安定になっている対策と、以前から思い描いてきたボリュームの更新を兼ねて固定抵抗器による6ステップ化に踏み切ることにした。

1)調達の容易なロータリースイッチと抵抗器で構成する。

  • ロータリースイッチは、「1段-2回路-6接点」仕様が通販で調達できる。

ロータリースイッチ(2回路6接点) / RSL25-1-2-6-20KC (eleshop.jp)

  • 固定抵抗器は、±1%-1/4W仕様品が調達可能である。

2)音量切換は、0dBから-20dBまでの範囲内で4dB/ステップとしてみる。

  • この切換条件は、ぺるけさんの▲●■大人の自由空間▲●■「オーディオ自作ヘルプ掲示板」のどちらかで拝見したもので、現在は両方とも閉鎖されていてとても残念に思う。
  • 原設計の50kΩボリュームを基本に、抵抗器による分圧(ステップ)計算を行う。
  • この計算値に近似する固定抵抗器選定となるが、手持ち品の利用と通販での調達を勘案する。

3)ケース(タカチのKC5-13-20GS型)のパネルレイアウトは現状を継承する。

 (ロータリースイッチ使用にあたっての穴径の変更は止む無し)

 

こんな考え方のもとに、上図(Wordにて作成)の構成に至った。